契約社員から正社員になりました。
主婦で、50代で、社員登用というのは珍しいかも?と思ったので、私のキャリアや社員登用の経緯などをちょっとお話したいと思います。
社員登用の有無は会社の方針次第
49歳で転職し契約社員として入社。募集要項には「正社員登用あり」とはなっていたけど、私の年齢では定年まで契約社員のままだと思っていました。
60歳の定年まで働いたとしてもそう長い年数ではないですからね。
運がよかったのは、「非正規よりも正社員を増やす」という方針の会社に転職したということ。
これは転職する時点ではわかないことなので、とてもラッキーでした。
転職前の会社ではフルタイムパートでここも「正社員登用あり」。
でも基本パートはパートのままのかんじで、長く努めている人の話では過去に2人くらいしか実績ないとのことでした。
求人票の「社員登用」が実際にあるかどうかは、会社次第なかんじですね。
私が正社員になった経緯
基本的には会社の方針。
非正規を減らして社員を増やすという方針に沿って、ということ。
プラス、総務・経理系の仕事で個人情報や会社の機密文書などを扱う上で、契約社員よりは正社員のほうがいいという判断だったようです。
ちょうど社員が増えて管理部門も仕事が増えて忙しくなってきたというのも大きな理由。
原則、契約社員は残業なしという会社なので。
あとは個人的な評価として
1年8ヶ月、契約社員として勤めて、部署のメンバーと平和に業務できたこと。
辞めなさそう。(前の契約社員はすぐに辞めてしまったらしい)
仕事で大きなミスがなかった。
などを契約切り替えのときにチラッと聞きました。
働き方改革も追い風だったかも
先程も書いたけど管理部門の仕事が増えて忙しくなってきていました。
その影響で社員が担当していた業務がいくつかマルっと契約社員の私に下りてきてたんです。
部分的なお手伝いではなく、社員と同じ仕事をすることになったわけで、これは「同一労働同一賃金」的にどうなの?と私もちょっと思っていたんですよ。
会社も同じように思っていた部分があるのではないか、と。
ここは推測ですけどね。
働き方改革も正社員登用に少しは影響あった気がします。
契約社員と正社員と何が違うのか
一番大きな差は給与ですね。
契約社員は時給制で働いた時間が給与になります。
GWとか夏休みとか年末年始とか、休みが多い月は給与が減る。
社員は月給制です。
休みが多くても少なくても給与は変わらない。
収入が安定しているというのは大きなメリットです。
退職金、慶弔休暇も契約社員はありません。(会社によって異なる)
年収としては微増ってところですが、就労条件としてはやはり正社員のほうがいい。
デメリットとしては業務の責任が増えるということ。
でもこれは契約社員でも長く勤めればやる仕事は増える傾向になるので、さほど負担には感じないですね。
ぶつ切れキャリアでブランクも長い
私は高卒で機械メーカーに就職しました。
仕事は総務部で給与や退職金関係。
2年で退職してワーキングホリデーでオーストラリアに1年滞在。
帰国後は家電メーカーで事務の仕事をし、2年半で結婚退職。
長男を授かるまでの間、会計事務所でパート。
長男を出産してから三男が小学校6年生になるまで、17年間は主婦業メイン。
在宅でコピー制作などをしていたけど、外に働きに出てることはありませんでした。
息子たちに学費がかかり始め、パートで勤務。
その後転職してフルタイムパート。
さらに転職して今の会社で契約社員から正社員。
最初にパートにでたのが44歳のときです。
結婚前に働いていたのはわずか4年半で、17年もブランクがあっても、働く気があれば40代からでもキャリアは積めるし転職でステップアップもできる。
子育て中、ずっと家にいて、主婦で、自分の人生これでいいのかって悩んだときもありました。
たぶん、今、子育て真っ最中の方も悩んでいる人がいると思います。
でも、子育てが一段落してから色々と取り組んでも大丈夫だと思いますよ。
これといったキャリアのない私でも会社勤めができてるし、趣味や資格などにチャレンジして人生楽しんでますから。
今は学費の支払いが大変だけど、自分のために使う時間も増えて楽しいです。
50代、なかなかいい年代です。年を重ねるのも悪くないですね。
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