今回はアートライティングコースでの最後の学期となった2024年冬期の成績と、大学最後の年となる(予定の)芸術教養科での4年次への意気込みなど。
私は入学当初からアートライティングの専門科目は、3年次までに卒業制作前準備の演習3と卒業制作以外の履修を終える計画で進めてきたので、今期はアートライティング専門科目の履修はありませんでした。
コース変更後はスクーリングと総合教育科目の一部が履修不可となるので、こちらをメインに履修しました。
スクーリングは費用もかかるし開講時期が限定されるのでなかなか履修できなかったけど、直接講義を受けるメリットは大きくて、在学中に少ない科目数ではあるけど履修できてよかったです。
3年次冬期の成績
デッサン(TX) 70点
芸術史講義(ヨーロッパ)2 80点
芸術史講義(ヨーロッパ)4 75点
美術史学概論(スクーリング) 91点
神話学入門(スクーリング) 84点
日本の古典を読む(スクーリング) 90点
S:100〜90点、A:89〜80点、B:79〜70点、C:69〜60点、D:59点以下(不合格)
スクーリングは1単位なので合計9単位。
3年次終了時の修得単位数は109単位になりました。
スクーリング2科目でS評価を得られたのはとても嬉しい。
デッサンは中学の美術で描いたことがあるだけで、芸術大学に在籍しているのだからと記念受講的なチャレンジだったけど、実際に自分で描くと制作者の視点に触れることができてとてもよい経験でした。
添削もすごく丁寧で、時間に余裕があれば文字系のコースでも履修をお勧めしたい科目です。
芸術史4の全体講評は、レポートを書く際に必要なことがとてもよくわかる内容で、この講評にもっと早く触れていたら芸術史の全分野でレポートの質が向上していたかも。
ヨーロッパ芸術は苦手で後回しにしたことを後悔しました。
全体としては、いままでとは違う学びに取りくむことができて満足です。
ちなみにアートライティング専門科目の3年間の成績はこんなでした。
アートライティング特講1 83点
アートライティング特講2 85点
アートライティング特講3 75点
アートライティング特講4 90点
アートライティング特講5 75点
アートライティング特講6 82点
アートライティング演習1 80点
アートライティング演習2 78点
卒業制作をせずに終えるのは残念ではあるけれど、来年度からは心機一転、芸術教養科でがんばります。
芸術教養科で学びたいこと
「モノの見方・感じ方」を変え、
暮らしの中に芸術を活かす方法を学びます。
基礎的な芸術の知識から、音楽や色彩といった、
暮らしに身近なアート・デザインの実践例まで。
幅広く学び、仕事や生活に活かすことをめざします。
*京都芸術大学通信教育部コース案内から引用
芸術教養科は、日常で活かせるデザイン思考と伝統文化を同時に学びぶことができる学科です。
で、コース変更をして何をしたいかというと、ですね。
私は今まで提出したレポートで「問いが弱い」という指摘をなんどか受けました。
問いが弱いと論述も弱くなる。
これはアートライティングを実践するうえで致命的な弱点なわけです。
なので
・デザイン思考を学ぶことで、問いをきちんとたてられるようになりたい。
・問題点がなんであるのかを見極める眼をもちたい。
そして伝統文化はもともと興味があり好きな分野。
苦手を克服しつつ、好きな分野の知識を深めることができれば最高の1年となるはず。
1年でどれだけできるか不安もあるけど、1年だけと終わりが見えているから頑張れるという面もあるんですよね。
4月からの1年は他のことは二の次にして、芸術教養科での学びに注力します。
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